きっぷ・乗継券・1日乗車券

札幌市営地下鉄で使われるきっぷ・乗継券、及び1DAYカード移行前に元々発売されていた1日乗車券について説明します。 (1DAYカード・エコキップ・ドニチカキップ・よさこいソーランパスなどの現在使用されている1日乗車券に関しては、恐れ入りますが磁気カードのページをご参照ください。)

なお、このページに掲載しているきっぷ・1日乗車券の画像は、全て でらっちさん提供のものです。 (また、先日でらっちさんが私のサイトの掲示版に投稿していただいた情報を反映させました。) 私の方で一旦乗車券をお借りいたしまして、スキャンを行ってからでらっちさんに返却いたしました。 貴重な乗車券をお貸しいただきまして、本当にどうもありがとうございましたm(__)m

料金シミュレーター

以下から札幌市営地下鉄の各駅間における乗車料金(運賃)がどうなるかシミュレーションできます(シミュレーションを行う場合は、JavaScriptが利用できる状態にしてください)。 表示された結果は参考資料としてお使い下さい(このプログラムを利用したことによっていかなる不利益を被ったとしても、私R.S.はその責を負わないこととします)。

このプログラムは、各駅間の営業キロ数(携帯用の地下鉄時刻表に記載のキロ数)を元に地下鉄の料金を算出するプログラムです。 乗継運賃も、降車駅で指定した駅が乗継可能である場合のみ表示するようにしました。 さらに、麻生(新琴似)・さっぽろ(札幌)・新さっぽろ(新札幌)相互間を乗車駅・降車駅として選択した場合、並行するJR線の運賃も表示してくれます。

きっぷ

札幌市営地下鉄開業日の、大通駅で発券されたきっぷです。[でらっちさん提供]

左側に掲載したきっぷは、札幌市営地下鉄開業当日に大通駅で発券された30円区間のきっぷです(札幌市章の地紋が入っています)。 なお、もちろん現行のきっぷの様式はこれとは異なっております(現行のものは、ジェイ・アール北海道バスでもらえる一部の乗継券(オレンジ・紫色)を除いて原則黄色の背景で、札幌市章ではなくSTのロゴを用いた地紋が印刷されています)。

きっぷは、札幌市営地下鉄で最も基本となる乗車券です。 札幌市営地下鉄は開業当時から全駅で自動改札機が導入されていた関係で、乗車券は原則磁気券となります。 (ただし、地下鉄の乗車券と交換できる紙製の券はありました。バス車内でもらえる乗継券も磁気券ですが、地下鉄の定期券区間を乗り越してさらに他の交通機関に乗り継ぐときにもらえる乗継代替券は、紙製で磁気情報は一切入っていません。)

なお、札幌市営地下鉄においては運賃のことを「料金」と表記していますので、以下の文章においてもそのように表記しております。 また、本来は(2)区間は○の中に2が入るのが正しい表記方法なのですが、コンピューターの世界においてその文字は機種依存文字となっておりますので、このページ含めSCSIS上では代替表記として「(2)区間」という表記を行っております。 予めご了承願いますm(__)m

購入方法・料金

きっぷは、カード専用の券売機(ウィズユーカード・地下鉄専用昼間割引カード・ドニチカキップを販売している機械)以外であれば、どの券売機でも購入することができます。 札幌市営地下鉄の場合は対キロ区間制を採用しています。 区間は以下のように定められており、各駅の券売機の上方に料金表が掲示されています。

上に大人料金を載せました。 こども・福祉料金は、上の金額の半額です。 なお、全て10円未満の端数は切り上げです(例えば、4区間のこども・福祉料金は160円になります)。 (2)区間と2区間に関しては、地下鉄のみ利用する場合は同額です(ただし、バスに乗り継ぐ場合は料金が変化しますが、それは後述の乗継券の表記を参照してください)。

札幌市交通局では、大人は中学生以上、こどもは小学生、幼児は1歳以上6歳未満(ただし、小学校入学前までは幼児扱い)、乳児は1歳未満、または保護者がだっこやおんぶ等をしていて一体になっている赤ちゃんのことを指します。 大人は大人料金(福祉料金適用者は福祉料金)、こどもはこども料金、乳児は無料となります。 幼児に関しては、保護者(ただし、小学生以上を指す)同伴の場合は保護者1人あたり幼児1人無料となりますが、幼児のみ利用する場合は、その人数分の料金がかかります(以下の例を参照。これは乗継券においても同様に適用されます)。

料金計算の例 : 1区間(大人片道200円・こども片道100円)乗車する場合

利用方法

先述の通り、札幌市営地下鉄のきっぷは原則磁気券となっていますので、入場時・出場時共に改札機に通すだけです。 入場時に改札を通した後、きっぷを取り忘れないようにしてください。 出場時、改札機にきっぷを通すと、きっぷは自動的に回収されます(ただし、後述の乗継券・1日乗車券や、カードに関しては回収されません)。

購入区間を乗り越した場合は、精算機にきっぷを挿入し、不足金額を投入すれば精算できます。 (定期券と組み合わせる場合に関しては、定期券のページを参照願います。)

乗継券

乗継券は、札幌市内の民営バス及び市電を乗り継いで利用する場合、料金が割引される券です。 (もちろん、かつては旧市営バスも乗り継ぎできました。)

購入方法・料金

乗継券は、各駅の券売機に現金を投入するか、ウィズユーカードかSAPICAを挿入すれば購入することができます。 乗継料金は以下の通りです(左が市電との乗継料金(4区まで)、右がバスとの乗継料金)。

市電に乗継する場合は、地下鉄の乗車区間ごとの金額に90円(こども・福祉料金の場合、50円)を追加しますバスに乗継する場合は、地下鉄の乗車区間ごとの金額に120円(こども・福祉料金の場合、60円。ただし、(2)区間の場合のみ、100円[こども・福祉料金の場合50円])を追加します

厳密には、地下鉄側で60円引き、バス・市電側で20円引きされるようです。 (ただし、地下鉄を(2)区間利用してバスに乗継する場合は、地下鉄の料金は220円として計算します。 地下鉄を(2)区間利用して市電に乗継する場合は、地下鉄の料金は2区間と同じく240円として計算します。)

この乗継券は、あくまでバスまたは市電のいずれか一方にのみ乗り継げるものです。 両方に乗り継ぐ場合は、バスあるいは市電のいずれか一方は通常運賃(料金)がかかります(乗継券を使わずにウィズユーカードで乗り継ぐ場合も同じです)。 ただし、定期券に関しては、バス・市電両方に乗り継げる場合があるようです。 その場合の定期料金に関しては、定期券のページを参照願います。

なお、バスは基本的に初乗り200円(こども・福祉は100円)ですが、札幌市内特殊区間の2区間(230円。こども・福祉は120円)になったり札幌市内の対キロ区間に入るなどして200円(こども・福祉は100円)を超えてしまう場合は、降車時に乗継券を入れたあと不足金額を支払います。 地下鉄とバスを乗り継ぐ場合、バスの乗降は札幌市内の停留所と乗継指定駅の停留所で行わなければなりません。 また、バスの区間は札幌市外にはみ出すことはもちろん、バス路線の関係で一旦札幌市外に出て再び札幌市内に戻った場合も乗継できません。 ただし、以下の通りいくつか例外があります。

利用方法

ここでは、乗継券に限らず乗継方法全般(ウィズユーカードを用いた乗継方法も含む)を紹介しています。

地下鉄から市電・バスに乗継券で乗継する場合

地下鉄の改札を出場する際に乗継券が回収されずに出てきますので、忘れずにお取りください。 市電・バスどちらに乗り継ぐ場合も、降車時に整理券(ある場合のみ)と乗継券を運賃箱に入れれば大丈夫です(金額が不足している場合は、不足分の料金も入れてください)。

地下鉄から市電・バスにウィズユーカードで乗継する場合

市電・バス共にそのままカードリーダーに通せば大丈夫です(ただし、ばんけいバス・夕鉄バス(札幌市内の停留所のみ)に乗り継ごうとしている場合は、地下鉄乗車前に券売機にカードを挿入して(あるいは現金を入れて)乗継券を発行してください。ばんけいバス・夕鉄バスはカード未対応です)。 市電・バスのカードリーダーで精算する際、自動的に乗り継ぎ料金分だけ引かれます(共通1DAYカード・エコキップの場合もカードリーダーに通します。通した年月日がカードリーダーに表示されるはずです)。 なお、地下鉄の改札を出場する際にカードの料金がなくなってしまった場合でも、市電・バスの降車時にそのカードを通すと乗継料金が適用されますので(地下鉄の降車駅の改札を出場した際、「乗継有効」と印字されます)、カードを通した後に現金または別のウィズユーカードで精算してください。

なお、中央バス・じょうてつバスに関しては、乗車時・降車時両方ともカードを通さなければならない車両がありますのでご注意ください。

市電・バスから地下鉄に乗継券で乗継する場合

市電に乗継する場合、料金を支払う前に「乗継券下さい。」と声をかけ、乗継料金を支払った後、下のほうに出る乗継券を取って、地下鉄に乗り継ぎます(改札を通ると、乗継した地下鉄の駅名が印字されます)。 同じく乗継券でバスから地下鉄に乗継する場合、料金を支払う前に「地下鉄乗り継ぎボタン」を押し、整理券(ある場合のみ)を入れてから乗継料金を支払った後、運転手から乗継券を受け取って、地下鉄に乗り継ぎます(改札を通ると、乗継した日にちが印字されます。この印字がないと改札を出ることはできません)。 市電から乗り継ぐ場合も、バスから乗り継ぐ場合も、発行された乗継券は1区間しか使えませんので、2区間以上乗り継ぐ場合は、降車駅の精算機で乗継券を挿入して精算する必要があります。

市電・バスから地下鉄にウィズユーカードで乗継する場合

市電・バス共にそのままカードリーダーに通せば大丈夫です(乗継に対応しているのはウィズユーカードのみです。各バス会社専用のカードでは乗り継ぎできません。共通1DAYカード・エコキップの場合もカードリーダーに通します。通した年月日がカードリーダーに表示されます)。 地下鉄の乗継指定駅で入場し、任意の駅で出場した際、自動的に乗継料金分だけ引かれます。 ただし、出場時のカードの料金不足の場合は、降車駅の精算機で精算する必要があります。 なお、市電・バスの料金を支払った際にカードの料金がなくなってしまった場合でも、地下鉄の改札に入場する際にそのカードを通すと乗継料金が適用されますので(市電・じょうてつバスの場合は「乗継有効」と印字されます。中央バス・JRバスは何も印字されませんが、それでも乗継可能です。この場合に限り、カードの残額が200(100)円未満でも地下鉄の乗継指定駅の改札を通過することが可能です)、必ず地下鉄の降車駅の精算機で、現金または別のウィズユーカードで精算してください

なお、中央バス・じょうてつバスに関しては、乗車時・降車時両方ともカードを通さなければならない車両がありますのでご注意ください。

1日乗車券

発売開始当初の1日乗車券です。磁気券に紙を載せ、表面にフィルムを貼り付けていたようです。[でらっちさん提供] 1日乗車券です。こちらはプリントされたものです。「小児」のマークが付いており、こども用の1日乗車券であることを表しています。[でらっちさん提供]

この項目におきましては、正直申しまして私自身あまり詳細を知らないため、他の項目より文章量が少なめです。 予めご了承くださいm(__)m

札幌市交通局においては、現行の1DAYカード導入以前から既に1日乗車券を導入していました。 この1日乗車券は、1984(昭和59)年 6月から発売を開始したようです(札幌市交通局発行の『さっぽろの市営交通 2007』の2ページより)。 元々は、裏面が定期券と同様のものになっていて、使用開始日が印字される乗車券でした。

購入方法・料金

1991(平成3)年に、さっぽろ市電まつりの時に発券された1日乗車券です。[でらっちさん提供] 1991(平成3)年、地下鉄開業20周年を記念して発券された1日乗車券です。地下鉄専用・こども用の1日乗車券です。[でらっちさん提供]

購入方法及び料金は現在調査中です。 しかし、恐らく当時の券売機では購入できず、駅事務室や定期券発売所で購入できたのではないかと思います。

また、料金に関してですが、当初は地下鉄・バス(対キロ区間を除く。以下全て同じ)・市電が利用可能なものが大人700円(こども半額。以下全て同じで、5円は10円に切り上げ)で発売されていたものと思われます。 その後、1991(平成3)年当時においては地下鉄・バス・市電が利用できるものが830円、地下鉄専用のものが650円で発売されていたようです。

当初のタイプの1日乗車券に関しては、裏面が定期券と同じような感じになっており、使用開始日が機械的に印字されていたようです。 しかし、その後ウィズユーカードと同様の磁気タイプの共通1日乗車券が登場し(東豊線延伸開通時に、大人950円で発売されたようです)、現在の1DAYカードに繋がっているようです(→磁気カードのページ)。

1994(平成6)年の東豊線延伸開業時に発券された1日乗車券です。[でらっちさん提供]
(東豊線延伸開通時の1日乗車券。左が大人用で右がこども用。本来は磁気カードのページに掲載するべきかもしれませんが、あえてこちらに掲載させていただきました。)

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最終更新日 : 2009年 4月19日()
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