定期券

札幌市交通局で発行される定期券について説明します。 以下に、定期料金を簡単に試算してくれる定期料金シミュレーターを用意いたしましたので、ぜひご利用ください!

(2011年 5月 7日(更新) 久しぶりに定期料金シミュレーターを改良し、料金表示時の条件が選択できるようになりました。 (Internet Explorer 8以降、Firefox 4、Google Chrome 11、Opera 11、Safari 5で動作確認済です。)

定期料金シミュレーター

札幌市営地下鉄の定期料金(通勤用・通学用(大人・子ども)のみ)を試算することができます(SAPICA定期券(地下鉄単独のみ)は、初めてSAPICAを購入される場合のみ表示された料金に加えてデポジット500円が必要になります(SAPICAは、現在は札幌市営地下鉄のみ利用できます)。詳しくは下記の「定期券の購入」の「購入方法」の項目をご覧ください)。 バス・市電との乗継定期の料金も試算してくれます。 (下のマップをクリックして駅を選ぶこともできるようになりました![JRの駅は選べません])

Loading Sapporo City Subway's Line Map..... (JavaScriptに対応していないか、64bitのIEを使っている場合は表示されません。 [まだAdobe側で64bit対応のFlashを提供していないためです。] Adobe Playerのインストールの指示が出た場合は、適宜インストールしてください。)

Loading Simulator Form..... (JavaScriptに対応していないか、古いブラウザの場合はフォームが表示されません。)

定期券に関する説明

定期券は、通勤や通学のために日常的に地下鉄等に乗車する場合、ある区間までの往復であれば、通常料金より安い料金で地下鉄等に乗車できる券です。 (ただし、土日に地下鉄等に乗車しない場合はウィズユーカードを使った方が割安になることもあるので、一概に通常料金より安いとは言えません。) なお、SAPICA定期券に関してはSAPICAの公式サイト(http://www.sapica.jp/)を先にご覧になることをお勧めいたします(SAPICA全般に関して、図入りで詳しく説明されております)。

定期券の種類

札幌市交通局で現在扱っている定期券は、用途別に分けると主に以下のものを扱っています。 (これらのもの以外のもあります。 発行される定期券は、現在は基本的に磁気定期券となります。 地下鉄のみ利用される場合は、ICカード「SAPICA」による定期券を利用することができます。)

その中で、単独定期・乗継定期なのかが区分されます(全線定期券を除く。SAPICA定期券は、現時点では地下鉄単独定期のみ)。 定期券左上に、乗車する交通機関(地下鉄なら「地下鉄」)が囲み文字で印字されます。

なお、SAPICA定期券は、札幌市交通局が新たに展開するICカード「SAPICA」による定期券です(SAPICAについては、ICカードのページを参照願います)。 現時点においては、地下鉄を単独で利用する(乗り継ぎしない)場合のみの定期券となります。 SAPICA定期券に関しては、定期料金に加えてデポジット500円が別途必要(後述)ですが、事前にチャージを行うか、オートチャージサービス(チャージ残額が一定未満となると、クレジットカードによって自動的にチャージされる。事前申し込みが必要)に申し込むことによって、改札機にタッチするだけで定期券区間外の乗車料金を支払えるようになります(将来的にはバス・市電の乗り継ぎや、電子マネーによるショッピングなどが行えるようになる予定です。JR北海道との相互利用に関しては現在検討中です)。

販売期間は、通常は全ての定期券において「1か月」と「3か月」のみです。 磁気タイプの通勤定期券・全線定期券に関しては「持参人方式」ですので、券面の記名に関わらず、誰でも利用できます(ただし、SAPICA定期券は記名人しか定期券を使用できません。また、ばんけいバス(JRバスとの共通区間を除く)を利用する場合は、記名人しか使えません)。 通勤定期以外(特殊定期券は通勤定期も含む)と、SAPICA定期券(全種類)に関しては、券面に記名された方しか定期券を使えません。 定期券を不正利用した場合は、高額な割増料金が請求されますのでご注意ください(札幌市交通局発行の定期券に限ったことではありませんが^_^;)。

通勤通学定期券(三角定期券)

通勤通学定期券(三角定期券)は、通勤定期券と通学定期券が合わさったものです(期間は1か月・3か月です)。 この三角定期券は、「自宅」「学校」「会社」の3点を結ぶことによって、「自宅⇔学校」「学校⇔会社」「会社⇔自宅」相互間を行き来することができます。 これだけでは分かりにくいと思いますので、例を挙げます。

例 : 大学に通いながらバイトをしているAさんの家の最寄のバス停留所が「平和通4丁目」(白石区)、大学の最寄り駅が「北18条」(北区)、仕事場の最寄駅が「中島公園」(中央区)となる場合

この場合、Aさんが通学するには「平和通4丁目⇔(白石駅で地下鉄(バス)に乗換)⇔北18条」という流れになりますが、仕事場の最寄り駅が中島公園駅なので、通学定期だけでは中島公園駅に下車できないことになります。 通勤のみ考えると「平和通4丁目⇔(白石駅で地下鉄(バスに乗り換え))⇔中島公園」という流れになりますが、やはり北18条では下車できません。

この通勤定期と通学定期を組み合わせて三角定期券を作ると、以下のような感じに表せます。 「自宅⇔学校」「自宅⇔会社」の間を結べるだけでなく、「学校⇔会社」の間も結べ、結局「自宅」「学校」「会社」の3点を結ぶことになります。

  • 自宅⇔学校 : 平和通4丁目⇔白石(地下鉄・バス乗換)⇔(大通で乗換)⇔北18条
  • 自宅⇔会社 : 平和通4丁目⇔白石(地下鉄・バス乗換)⇔(大通で乗換)⇔中島公園
  • 学校⇔会社 : 北18条⇔中島公園

なお、定期券の券面には以下のように印字されます(券面上部の⇔の上には、三角定期券を表す「角」という字が印字されます)。

  • 印字される乗車停留所 : 平和通4丁目
  • 印字される経由駅(⇔の下に印字) : 白石・北18条・中島公園
  • 印字される降車停留所 : 平和通4丁目

なお、今挙げた例では「平和通4丁目〜大通」間が通勤定期・通学定期共に重複していましたが、「自宅」「学校」「会社」3点を結べばいいのですから、重複区間なしで「自宅→学校→会社→自宅」という流れになるように購入することもできます。

三角定期券の料金に関しては、各区間ごとの三角定期券用の料金を合算して求めます(「通勤定期分 + 通学定期分(大人)の1/2」となっています)。 計算はケースによって複雑になる場合がありますので、定期券発売所にてお尋ねください。

定期券の購入

購入場所

定期券は、以下に示す定期券発売所(取次所)や、地下鉄各駅にある緑色の券売機(新規・継続の通勤定期券及び継続の通学定期券のみ)で購入できます。 (ただし、4月以降の期間及び4月をまたぐ通学定期券を購入する場合は、原則学生証の提示が必要になるため定期券発売所(取次所)でないと購入できません。) 定期券発売所(取次所)まで定期券を購入しに行く場合、定期券が使える駅以外に定期券発売所(取次所)があったとしても、最寄駅から定期券発売所(取次所)までの往復乗車料金は自己負担となりますのでご注意ください。

  • 大通定期券発売所 : (平日)8時00分 〜 20時00分 / (土日祝)10時00分 〜 18時00分 / (定休日)年末年始のみ
  • 北24条定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 真駒内定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 宮の沢定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 琴似定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 白石定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 新さっぽろ定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 環状通東定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 福住定期券発売所 : (平日及び第1・3・5土曜日)11時15分 〜 19時30分 / (定休日)第2・4土曜日、日祝日、年末年始
  • 札幌バスターミナル地下定期券取次所(トラベルセンターアピア店内) : (年中無休)9時00分〜18時00分 / (受け渡し日)下記に記載

札幌市営地下鉄の各駅にある「定期券発売所」は、定期券の購入・書き換え・払い戻しができるだけでなく、ウィズユーカード・1DAYカード・ドニチカキップも販売しています。 また、大通定期券発売所ではどさんこパス(300円・土日祝のみ同伴する大人1人・子ども1人が市電に乗り放題)も販売しています。 (大通定期券発売所に設置されていた継続定期券専用の自動券売機に関しては、SAPICA定期券導入に伴い全駅でSAPICA継続定期券の購入ができるようになったため、該当券売機付近の掲示によると2008年10月27日()をもって撤去されたそうです。)

札幌バスターミナル地下定期券取次所は、札幌市(交通局含む)ではそういう名称で案内しているものの、実際にはアピアにあるトラベルセンターアピア店の中にあります。 (アピアとエスタとの境目付近のアピア側の通路を北上していくと、三角の形をした空間があり、向かって左側にトラベルセンターがあります。(上部の標識は「バス きっぷうりば」と案内されています)) そこでは、地下鉄の定期券のみならず、ウィズユーカードや1DAYカード、各バス会社(高速バス含む)のお得な乗車券や一部バス会社の単独定期券等も販売しています。 なお、定期券取次所は札幌市交通局が発行する定期券を購入して、取次いでもらうことしかできません(書き換え・払い戻しはできません)。 札幌バスターミナル地下定期券取次所の定期券受け渡し日に関しては、以下の通りの取扱いになるようです。 ただし、「渡し日が変更となる場合がありますので、事前に窓口でお確かめください。」とのことでした(『さっぽろの市営交通 2007』の21ページ「料金のご案内」より)。

  • 13時までの受付分:当日15時以降の受け渡し
  • 13時以降の受付分:翌日15時以降の受け渡し

購入方法

定期券は、新規・継続共に使用開始日の10日前から販売しており、現金のみで購入することができます。 (期限切れの定期券を窓口に提示して(券売機に挿入して)購入する場合は「経路引継」と称しているようです。JR北海道とは異なり、クレジットカードで(乗車券や)定期券そのものを購入することはできません。) ただし、新入生で通学定期券を購入される場合のみ、例外として 3月 1日から購入可能です。 また、基本的に12月31日〜 1月13日が使用開始日となる定期券は例外として14日前から購入することができます(定期券発売所が12月31日〜 1月 3日の間に休業するための措置)。

定期券を初めて購入する場合は、どの定期も原則各定期券発売所(取次所)にある「定期券購入申込書」に必要事項(名前(+フリガナ)・生年月日・性別・電話番号・会社(学校)に関する事柄・利用区間など)を記入して、窓口に提出しなければなりません。

また、SAPICA定期券を購入する場合は、定期券購入申込書とは別に、その申込書のそばにあるSAPICA定期券に関連した申込書も記入する必要があります。 SAPICA定期券(地下鉄のみ)を初めて購入する場合は、定期料金だけでなくデポジットとして500円が必要になります

  • デポジット(deposit) : 預かり金。主に交通系ICカードにおいて、ICカードを極力使い捨てされないようにするため、料金とは別に預かり金を徴収しています(カード1枚ごとにデポジット500円がかかります)。この預かり金はチャージ金額に充当することはできません。預かり金は基本的にカード返却時に返却されます(紛失時は返却されません)。

SAPICA定期券による新規の通勤定期券と、SAPICA定期券による通勤・通学・三角定期券の継続定期券に限っては、各駅に設置されている緑色の券売機からでもタッチパネルの操作のみで購入することができます。 (2009年 3月22日()からそのようになりました。 ただし、「仮発行の定期券を継続購入する場合」「代理人が購入した定期券を継続購入する場合」「代理人が継続購入する場合」「通学・三角定期券で利用期間が4月にまたがる場合」などのように係員の確認が必要な場合は、券売機では購入できません。)

なお、通学定期では、「自宅の最寄り駅(停留所)〜学校の最寄駅(停留所)」間の定期券しか発行できません。 (塾や習い事に通うために通学定期を購入することはできません。 その場合は、通勤定期券あるいは通学定期の利用区間を組み込んだ三角定期券を購入することになります。)

さらに、通学または三角定期において、年度初頭にかかる期間の定期券を初めて購入する場合、自宅住所が記載されている学生証を提示しなければなりません。 (なお、自宅住所が記載されていない学生証(カードタイプ等)に関しては、通学定期券購入用の身分証明書が必要になります。 その場合は各学校の事務室または学生課などに相談してください。)

ただし例外があり、新入生が学生証を交付される前に初めて定期券を購入する場合は、各学校から送付された合格通知の封筒等、合格していることを証明していて住所も記載されているものを提示すれば、仮発行で購入できます(「仮」の文字が券面に印字されます)。 新年度の学生証がまだ交付されていない在校生が、旧年度の学生証を提示して新年度の範囲となる定期券を購入することはできますが、これも仮発行扱いとなります。 しかし、仮発行の定期券を継続して使用する場合は、次に定期券を購入する際に必ず新年度の学生証を提示しなければなりません。 (要するに、仮発行の定期券を継続・経路引継する場合は定期券発売所(取次所)でしか購入できません。[緑色の券売機では購入できません])

継続定期(経路引継の定期を含む)を購入する場合は、原則旧定期券を窓口に提示すれば購入できます(期限切れの定期券を提示して新たに定期券を買いなおす場合(経路引継)は、さらに窓口で記名が必要です)。 さらに、SAPICA定期券の場合は各駅に設置された緑色の券売機においても継続・経路引継定期券を購入することができます。 該当の券売機で「IC定期券」のボタンをタッチし、画面の指示に従って操作すれば購入できます。 (ただし、先述の通り通学定期券・三角定期券に関しては利用期間が4月にまたがるものは窓口で学生証等の確認が必要になるため、その場合のみ定期券発売所の窓口でしか購入できません。)

なお、SAPICA定期券に関しては、無記名SAPICA及び記名SAPICAと同じく、券売機または精算機において最大2万円までのチャージ(入金)が可能です(チャージ金額は、「1,000円」「2,000円」「3,000円」「4,000円」「5,000円」「10,000円」の6種類から選択できます。一部券売機・精算機は「1,000円」「2,000円」「3,000円」の3種類となります)。 チャージされた金額に関しては、定期券区間外の駅で乗車または降車した際に自動的に引き落とされます。 先述の通り、事前申し込みを行えばオートチャージサービスも利用可能です。

定期券の使用方法

磁気定期券は、地下鉄の駅で利用する場合、入出場共に使用したい駅で改札に通して下さい。 バス・市電で定期券を利用する場合は、降車時に運転手に提示してください。 (カードリーダーには通せません。) 定期券の範囲内のどの駅(停留所)でも乗降できます。

SAPICA定期券は、地下鉄の駅で利用する場合、入出場共に使用したい駅でSAPICA対応のピンク色の改札に設置されたカード読み取り機にタッチして下さい(現時点では、バス・市電で利用することができません)。

なお、定期券の券面区間を乗り越して利用する場合は、下車時に「定期券の券面区間の末端駅〜下車駅」の分の料金を別途支払わなければなりません。 (通常料金との差額ではありませんので、注意してください。)

磁気定期券及びSAPICA定期券のチャージ残高が不足している場合は、以下に示すように精算機で清算しなければなりませんが、事前にSAPICA定期券に一定金額がチャージされている場合、あるいはオートチャージサービスに申し込んでいるSAPICA定期券を利用している場合は、例3・例4を除いてSAPICA定期券をSAPICA対応のピンク色の改札機にタッチすれば精算できます。 (ただし、磁気定期券とSAPICAを併用する場合は精算機で処理できないため、駅係員を呼ぶ必要があるようです。)

例1 : 白石〜大谷地間の定期券を持っていて、大谷地→大通間に乗車する場合

  • 磁気定期券:大谷地駅では定期券で改札に入り、大通駅の精算機で定期券を入れて、白石〜大通間の料金(240円)を支払う(清算の際、現金・ウィズユーカードが使用可能。SAPICAを精算に使用する場合は駅係員を呼ぶ)
  • SAPICA定期券:事前にある程度の金額がチャージされているか、あるいはオートチャージが利用可能な場合、大谷地駅・大通駅両駅でSAPICA対応のピンク色の改札機にタッチするだけで自動的に精算することが可能(磁気定期券の場合で紹介した方法も利用可能だと思われる。不足している場合は降車駅の精算機で精算)

例2 : 白石〜大谷地間の定期券を持っていて、大通→大谷地間に乗車する場合

  • 磁気定期券:大通駅で240円のきっぷを購入して改札に入り(ウィズユーカードやSAPICAで改札に入っても可)、大谷地駅の精算機で定期券を入れて、きっぷ(またはウィズユーカード)を入れると「清算の必要はありません」と言われて戻されるので、定期券で改札を出る(SAPICAで入場した場合は、出場時に駅係員を呼んで精算する)。
  • SAPICA定期券:事前にある程度の金額がチャージされているか、あるいはオートチャージが利用可能な場合、大通駅・大谷地駅両駅でSAPICA対応のピンク色の改札機にタッチするだけで自動的に精算することが可能(磁気定期券の場合で紹介した方法も利用可能だと思われる。不足している場合は降車駅の精算機で精算)

注意 : ウィズユーカードやSAPICAで入場した場合、そのまま磁気定期券で出場してしまうとウィズユーカードやSAPICAに出場記録が残りません(その場合、次回そのウィズユーカードやSAPICAで入場できなくなります。恐らく、前文の状態でSAPICA定期券を用いて出場しようとすると、入出場の際に同一のSAPICA定期券を用いた場合を除き、出場する際に用いるSAPICA定期券の入場記録が無いためエラーになるものと思われます)。

例3 : 白石〜大谷地間の定期券を持っていて、白石→新さっぽろ間に乗車し、そこからさらにバスに乗り継ぐ場合

白石駅では定期券で改札に入り、新さっぽろ駅では精算機の呼び出しボタンを押す。事務室に案内されるので、そこで定期券区間外の地下鉄乗車区間(ここでは大谷地〜新さっぽろ間)に応じた乗継料金を支払い(大谷地から考えて、新さっぽろまで1区間なので、ここでの乗継料金は320円)、「乗継代替券」を渡されるのでそれで乗り継ぐ。

例4 : 白石〜大谷地間の定期券を持っていて、白石→大谷地間に乗車し、そこからさらにバスに乗り継ぐ場合

白石駅・大谷地駅共に、通常通り定期券で入出場し、バス料金(運賃)はバス車内で通常料金(運賃)を支払う(定期区間内から他の交通機関に乗り継ぐ場合、乗継料金は適用されません)。

なお、例3・例4の場合においては、私のサイトの掲示板(さっぽろさぶうぇい掲示板)の過去の投稿を参考にしました。 (余談ですが、乗継代替券は、入場後に同額の地下鉄単独券と乗継券とを間違って購入していた、と気付いたときなどにも渡されるとのことでした。)

定期券の料金

札幌市交通局においては、JRやバスなどで一般的に呼称されている「運賃」のことを料金と表記しておりますので、ここではその「運賃」も料金として表記いたします。 また、単に四捨五入と表記されている場合、10円単位になるように1円以下の端数を四捨五入することとします。

単独定期の場合

定期券の料金に関しては、このページの上部よりシミュレーションが可能ですので、ぜひいろいろといじくってみてください。 具体的な計算方法は、1か月の通勤定期の場合以下のようになり、この金額がベースとなります。

  • 地下鉄単独 : (乗車区間の片道通常料金)×2×30×0.7 (SAPICA定期券を初めて購入する場合は、デポジット500円が別途必要)
  • バス・市電単独 : (乗車区間の片道通常料金(バスは基準料金))×2×30×0.72

2倍しているのは往復料金にするためで、30倍しているのは、1か月を全て30日として処理しているためです。 地下鉄定期の割引率は30%(0.3)で、バス・市電定期の割引率は28%(0.28)なので、それぞれ「1-0.3=0.7(倍)」「1-0.28=0.72(倍)」すればいいことになります。 1円以下の端数が出た場合は、四捨五入して10円単位になるように計算します(切り上げではありません)。

なお、従来から持っている無記名SAPICAないし記名SAPICAをSAPICA定期券に切り替える場合は、もちろん既にデポジットを支払っていますので、新たにデポジットを支払う必要はありません。 地下鉄単独の磁気定期券からSAPICA定期券に切り替える際は、まだSAPICAを持っていない場合のみデポジットを支払うことになります。 地下鉄単独の磁気定期券もSAPICAも一切持っていない状態でSAPICA定期券を新たに購入する場合は、デポジットも支払うことになります。

単独定期に関しては、以下の計算で通学用の定期券の料金を算出できます(地下鉄単独の場合と、バスあるいは市電単独の場合とでは割引率が異なります。1円以下の端数は四捨五入します)。

  • 地下鉄単独
    • 通学用(大人) : (乗車区間の片道通常料金)×2×30×0.4 [本来の料金の40%] (SAPICA定期券を初めて購入する場合は、デポジット500円が別途必要)
    • 通学用(子ども) : (乗車区間の片道通常料金)×2×30×0.2 [本来の料金の20%] (SAPICA定期券を初めて購入する場合は、デポジット500円が別途必要)
  • バス・市電単独 (バスに関しては、札幌市交通局で購入する場合のみ以下を適用。バス単独の場合は、バス会社によって独自の期間・料金を設定している場合があるので注意)
    • 通学用(大人) : (乗車区間の片道通常料金(バスは基準料金))×2×30×0.5 [本来の料金の50%]
    • 通学用(子ども) : (乗車区間の片道通常料金(バスは基準料金))×2×30×0.3 [本来の料金の30%]

3か月定期は、「(1か月定期料金)×3×0.95」で算出できます(1か月定期料金の3倍の5分(=5%)引きです)。 同じように、1円以下の端数が出た場合は四捨五入して10円単位になるように計算します。

乗継定期の場合

乗継定期の通勤1か月定期に関しては、以下のように計算します(バスは札幌市内の停留所で乗降する場合のみ、乗継定期を発行できます)。

  • 地下鉄の料金 : ((乗車区間の片道料金[*1]) - 60)×2×30×0.7
  • バスの料金 : ((基準料金[*2]) - 20)×2×30×0.72
  • 市電の料金 : ((市電の片道料金) - 20)×2×30×0.72

乗り継ぐものに応じて料金を足し合わせれば、乗継定期の通勤用1か月定期料金となります(ただし、地下鉄分は地下鉄分で、バス分はバス分で、市電分は市電分でそれぞれ四捨五入してから足し合わせます)。 例えば、地下鉄とバスを乗り継ぐ場合は、上記で算出した「地下鉄の料金を四捨五入したもの」と「バスの料金を四捨五入したもの」を足し合わせれば算出できます。 同様に「地下鉄⇔市電」「バス⇔市電」「バス⇔地下鉄⇔市電」全ての場合において、上記の計算式を組み合わせることによって計算することができます(「バス⇔市電」及び「地下鉄⇔バス⇔市電」の乗継料金の取り扱いは、定期券のみです)。

乗継をする場合は、地下鉄の料金は乗車区間の片道料金から60円引き、バスの料金は基準料金から20円引き・市電の料金は片道料金の20円引きとして計算します。 ただし、地下鉄の「乗車区間の片道料金」及びバスの「基準料金」に関しては、以下の通り計算します。

[*1] : バスと乗継する場合は、(2)区間のみ220円(地下鉄1区間と地下鉄2区間の中間額)として計算します。 それ以外は通常の片道料金と同じです。 (市電のみと乗継する場合は、地下鉄(2)区間は地下鉄2区間と同じ料金で計算します。)

[*2] : バスの基準料金は、以下の表から当てはめます。 (分かりやすいように表形式にしました。) ただし、以下のリストは対キロ区間(実際の距離に応じた賃率を乗じる区間)は考慮されていません。

なお、バスに関しては、原則として地下鉄側の乗継指定駅でバスと乗継ぎ、かつ札幌市内のバス停で乗降する場合のみ乗継できます。 札幌市外まで運行されているバス路線でも、札幌市内までは乗継定期で乗継可能な路線があります。 ただし、通常の乗継と取扱いが異なる路線が一部ありますので、詳しくは定期券発売所にお尋ねください。

基準料金対応表
(R.S.作成)
種別
通勤 通学
運賃 200 200 200
230 230 230
200+200 230 200
230+200 260 230
200+200+200 260 200
230+200+200 260 230

.....実は、基準料金はここに示されているものだけではないことが分かっています。 ですが、それに関しては交通局公式サイトには公表されていないので、ここにおいても非公表といたします。 予めご了承願いますm(__)m (バスを2路線(特に3路線)以上乗り継ぐ場合、特に通学定期の場合は、必ず定期券発売所などで実際の基準料金を確認した方がいいと思います。)

なお、乗継定期の通学定期料金に関しては、以下の通り単独定期と似たような計算をすれば算出できます。

  • 地下鉄の料金
    • 通学用(大人) : ((乗車区間の片道料金[*1]) - 60)×2×30×0.4 [本来の料金の40%]
    • 通学用(子ども) : ((乗車区間の片道料金[*1]) - 60)×2×30×0.2 [本来の料金の20%]
  • バスの料金市電の料金 (もちろん、両方に乗継する場合は、それぞれ別に計算をしなければならない)
    • 通学用(大人) : ((乗車区間の片道通常料金(バスは基準料金)) - 20)×2×30×0.5 [本来の料金の50%]
    • 通学用(子ども) : ((乗車区間の片道通常料金(バスは基準料金)) - 20)×2×30×0.3 [本来の料金の30%]

地下鉄・バス・市電いずれも、乗り継ぐ場合に関しては、それぞれ単独で定期券を買うより、乗継定期を買った方が安上がりとなります。 3か月定期の料金の計算は、以下に示す通りとなります(地下鉄の料金バスの料金市電の料金は、既にそれぞれ四捨五入されているものとします)。

  • 地下鉄とバスを乗継する場合 : 「地下鉄の料金×3×0.95」を四捨五入したもの + 「バスの料金×3×0.95」を四捨五入したもの
  • 地下鉄と市電を乗継する場合 : 「地下鉄の料金×3×0.95」を四捨五入したもの + 「市電の料金×3×0.95」を四捨五入したもの
  • バスと市電を乗継する場合(定期券のみの取り扱いとなります) : 「バスの料金×3×0.95」を四捨五入したもの + 「市電の料金×3×0.95」を四捨五入したもの
  • 地下鉄・バス・市電を乗継する場合(定期券のみの取り扱いとなります) : 「地下鉄の料金×3×0.95」を四捨五入したもの + 「バスの料金×3×0.95」を四捨五入したもの + 「市電の料金×3×0.95」を四捨五入したもの

その他

特殊定期券に関しては、各交通機関別に上記の計算をして四捨五入したものの5割引(バス区間は3割引)の料金を足し合わせて計算します。 三角定期券に関しての計算方法は、私自身きちんと把握できていませんので、ここでは割愛します。 特殊定期券・三角定期券の料金に関しては、定期券発売所に相談してみてください。

JRと乗継する場合は、地下鉄・JR北海道バス以外のバス・市電の定期券と、JRの定期券を別々に買わなければなりません。 (ただし、JRとJR北海道バスとの間で乗継をする場合は、連絡定期券が購入できる場合があります。残念ながら、私は詳細を知りませんので、その場合はJRの有人駅のみどりの窓口等にお問い合わせください。)

定期券のトラブル対処法

[磁気定期券] 磁気が切れて、改札を通れなくなってしまった

定期券発売所に行ってください。 無料で磁気を入れなおしてもらえます。

[SAPICA定期券] 突然改札に入れなくなった(出れなくなった)

駅係員に事情を説明して、適切な処置(入場処理または出場処理)を行ってもらってください。 それでもダメな場合は障害再発行を行う必要がありますので、詳しくはSAPICA公式サイトの「各種手続」→「使えなくなったとき」のページを参照願います。

[磁気定期券・SAPICA定期券] 定期券が折れたり、券面の印字が見えにくく(見えなく)なった

定期券発売所に行ってください。 手数料200円で定期券を再発行できます。 多分、SAPICA定期券の場合は障害再発行の扱いになるものと思われますので、詳しくはSAPICA公式サイトの「各種手続」→「使えなくなったとき」のページを参照願います。

[磁気定期券・SAPICA定期券] 定期券を紛失してしまった

  • 磁気定期券の場合:定期券を紛失してしまった場合は、再発行ができません(新たに定期券を購入しなおすことになります)。定期券紛失当日の場合は「各路線の乗務係」または「札幌市交通事業振興公社(駅業務委託公社)」、翌日以降の場合は「忘れ物センター(大通駅東豊線北側地下1階)」に問い合わせてみるといいでしょう(→交通局に関するお問い合わせ先(交通局公式サイト内のページ))。
  • SAPICA定期券の場合:再発行が可能です。(「紛失再発行」という手続きになるようです。)最寄りの定期券発売所に行き、紛失再発行時の手数料500円と、新たなカードのデポジット500円を支払えば再発行ができます。(詳しくはSAPICA公式サイトの「各種手続」→「紛失してしまったとき」のページを参照願います。紛失したSAPICA定期券のデポジットは返却されません)

[磁気定期券・SAPICA定期券] 定期券の券面記載事項を変更したい(書き換えたい)

書き換えできるのは、以下の場合のみです。 身分を証明できるものを持参して、定期券発売所に行ってください。 (ただし、バスに関しては、書き換え前のバスの事業者と書き換えを予定しているバスの事業者が異なる場合は書き換えることができない場合がありますので、詳細は定期券発売所でご確認ください。)

  • 単独定期を同じ種類の単独定期に書き換える場合(地下鉄→地下鉄、バス→バス、市電→市電)
  • 乗継定期を同じ種類の乗継定期に書き換える場合

それ以外の以下のような事例は書き換えできません。

  • 単独定期を、今までと異なる乗り物(地下鉄→バス、地下鉄→市電など)に変更する場合
  • 1(3)か月定期を3(1)か月定期に変更する場合
  • 単独(乗継)定期を乗継(単独)定期にする場合
  • 定期券の種類を変更する場合(通勤定期→通学定期、通学定期→通勤定期など)

[磁気定期券・SAPICA定期券] 定期券を払い戻したい

定期券発売所に行ってください。 定期料金から使用日数(3か月の定期券を払い戻す場合は使用月数も考慮される)に応じた金額と、手数料500円を差し引いた額を払い戻します。 (SAPICA定期券のポイントは払い戻されず、失効してしまうようです。)

なお、SAPICA定期券の場合、カードを引き続き使用しないで返却する場合はデポジット500円も払い戻されます。 (定期券部分のみを払い戻し、引き続き記名SAPICAとして利用する場合はデポジットは払い戻されません。) 払戻金額に関する詳細は、定期券の払戻金額について(交通局公式サイト内のページ)をご参照ください。

ただし、全線定期券書き換えた後の定期券は払い戻しできません。 通学用の定期券を払い戻す場合、別途学生証が必要です。 SAPICA定期券を払い戻す場合は、別途本人だと確認できる運転免許証などの公的証明書が必要になります。

このサイトからの一切の無断転載・再配布などの行為は禁止させていただきます。
最終更新日 : 2011年 5月 7日()
© 2004-2011 R.S., All Rights Reserved.
一部の例外を除き、このサイトからの一切の無断転載・再配布などの行為は禁止させていただきます。