南北線の概要

南北線全般に関して説明していきます。 一部引用元を明記した上で他からの情報を引用してくることもありますが、基本的に自分の記憶を頼りにして作っていますので、もしかしたら間違いがあるかもしれません(そのときは申し訳ございません。また、間違いをメール[トップページの下の方に載っています]で報告していただきますと、こちらとしても非常に助かります)。

南北線について

交通資料館に保存されている2000形(1000形)です。新たに撮りなおしました。[2005年 7月23日撮影]
(写真は交通資料館に保存されている2000形[1000形]の車両)

一番最初の路線

(過去の地下鉄関連の写真に関しては、札幌市写真ライブラリー[R.S.とは全く関係ない別サイト]の収蔵写真検索で、キーワードを「地下鉄」にして検索すると ご覧になることが出来ます)

昭和47年に札幌冬季オリンピックが開催されることになり、それに伴い、札幌に電車が整備されることになりました。 当時の市営バス車両を改造して、冬に外でゴムタイヤと案内軌条方式(走行部分の中央に出っ張りを付けて、その両横から専用のタイヤ[案内輪]を押し付けて進行方法を決める仕組みのこと)を用いた車両の走行テストを行っていたこともあり、それを元に「すずかけ」などの試験車両が作られました。 なお、試験車両の一部は、現在も交通資料館(南北線自衛隊前駅の高架下にある資料館)に保存されています。

こうして、昭和46年12月16日に、日本で4番目となる地下鉄が開通しました。 路線に関しては、最初は北24条〜真駒内間が作られ、車両は1000形(後に2000形として改番)・2000形が走行していました。 電気は第三軌条を用いて集電していて、電圧は750Vです。

特に平岸〜南平岸(当時の名称は「霊園前」。1994[平成6]年に現在の名称に変更)にかけて地上に上がり、真駒内までそのまま高架にしました。 ただし、ただ高架にしただけでは雪が降ったときに影響されてしまうため、試験段階で雪を飛ばす仕組みを作ったりして、色々と試行錯誤が繰り返されたようです(しかし、ことごとく失敗したようです)。 その結果、高架部は全てアルミ製のシェルターで覆うことになりました(ただし、現在 真駒内奥の引込み線に関してはコンクリートで囲われています)。

平岸〜真駒内間は、大部分が定鉄(定山渓鉄道。廃止後は、真駒内・定山渓方面を中心としたバス路線の運行のみとなった)の廃線跡を利用しています。 元々定鉄は騒音など様々な問題を抱えていて、廃止か高架化かを迫られていた時に地下鉄の建設の話があったため、そのまま札幌市に譲ったようです。

南北線では、コンピューターによる走行状況の自動管理(CTC[Centralized Traffic Control] : 列車集中制御装置)や、走行している区間ごとに決められている速度を超過すると、自動的にその速度まで落とす仕組み(ATC[Automatic Train Control] : 自動列車制御装置)などが導入されました。 これらは、以後東西線・東豊線にも導入されています。 その他にも、前出の「ゴムタイヤ」と「案内軌条方式」(2つ合わせて「札幌方式」とも呼ばれる)で地下鉄を走らせたり、日本で3番目に自動改札を導入したりしています(ただし、全駅に自動改札機を導入したのは札幌市営地下鉄が初めてとなります)。

また、開通当時は茨戸方面に延長する計画もありましたが、現在もそのままほったらかしです。 1978(昭和53)年には北24条〜麻生まで延長開通されましたが、麻生奥の引込み線はJR新琴似駅の方向に向かっています。

車両に関して

南北線は、当初1000形・2000形を導入いたしましたが、その後の改番により、1000形は全て2000形に改番されました。 また、3000形が2000形を補充する形で導入され始め、その頃あたりから2000形が少しずつ廃車になっていった模様です。 1995(平成7)年からは2000形が随時5000形に置き換えられ、1999年6月末頃に2000形の運行が終了した後、2000形は全て廃車となりました。

その後、2003年4月から3000形301号車の運用が停止され、2005年5月頃に廃車となりました。 そのため、現在は3000形4編成(302〜305号車)・5000形17編成(501〜517号車)で運行されています。

駅・ホーム等に関して

駅・ホーム・走行路等に関しては、古い造りの為に乗り心地が悪かったり、カーブが急な箇所があったりするのが現状です(例 : さっぽろ駅に麻生方面の地下鉄が入線する際に結構揺られるのはカーブがきついため)。 また、造られてからかなりの時間が経過しているため、老朽化が進んでいます。

また、南平岸〜真駒内間は高架駅のため、1階部分に駅事務室・券売機・改札口等がある構造になっています。 特に自衛隊前駅に関しては、南北線駅務区・乗務区がある都合上、1階に駅前食堂があります。

ホームの長さに関しては、2000形・3000形のみだったころはまだ余裕がありましたが、5000形は6両編成ながら4ドアのため、かなりホームの幅を取ってしまいます。 実際、車両の写真を撮影するのもなかなか難しかったりします(-_-;) (真駒内等、ある程度余裕がある駅は除きます)

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最終更新日 : 2008年12月28日()
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